トークン標準化団体InterWork Alliance(IWA)の設立目的 及びトークンベースのビジネスモデル

目次

  • 前提
  • InterWork Alliance(IWA)
  • 総論

前提

本レポートはトークン標準化団体InterWork Alliance(IWA)設立の目的及びトークンベースのビジネスモデル、IWAを構成するメンバーについて概観します。

Executive Summary

  • IWAはトークン標準化を行うことで、異なるプラットフォーム、異なる組織間での価値のデジタル交換を簡素化(つまり相互運用性を実現)し、トークンベースのビジネスモデルを促進することを目的
  • 一口にトークンと表しても、その形態は様々であり、またその規格もプラットフォームごとに様々。またトークンは高い構成可能性をもつため、異なるプラットフォーム、言い換えると業界を越えて相互に連携可能にするトークン標準化は重要。
  • IWAの3つのトークン標準化フレームワーク。①Token Taxonomy(TTF:トークンとそのバリューをどのように交換、使用するかを定義)、② InterWork(トークン標準に一致する法的条項のため)、③Analytics (プライバシー保護を踏まえた市場データと分析)のフレームワークがある。①のTTFはEEA(Enterprise ethereum Alliance)によるものが存在するが、IWAにはConsenSysなどEEAの一部メンバーは参加していない。

InterWork Alliance(IWA)

InterWork Alliance(IWA)はIBM、ING、Nasdaq、R3など30以上の組織がその初期メンバーとして参加するトークン標準化を目的とした非営利団体です。初期構成メンバーについては後述します。

何を目的にIWAは設立されたのか

InterWork Alliance(IWA)の目的は、企業がプラットフォームにとらわれずにトークンベースのビジネスモデル(分散型アプリケーションなど)を構築できるよう、その下地となるビジネスレベルでの「トークン標準フレームワーク」を整備することです。より具体的にはそもそも「トークンとは何か」「契約上どのように機能するか」などを定義する標準作成を進め、それにより相互運用性を促進し、企業によるトークンベースビジネスを促すことを目的に設立されました。一言で表するならば「マルチパーティ間での価値のデジタル交換を簡素化」することがその目的といえます。
ここでいうトークンとは、所謂暗号資産やセキュリティトークンに限りません。例えば不動産やポイント、その他資産などをその対象として含みます。

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