UMA概要 あらゆる金融契約をスマートコントラクトで 実現可能にするDeFiプロトコル
2020年05月27日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 前提
- UMA概要
- 1.2者間での契約締結
- 2.参照資産の価格変動により二者間の残高をスマートコントラクトが自動で調整
- 3.満期の到来、スマートコントラクトによる自動精算
- UMAで形成可能な金融商品の例:Synthetic Token
- UMAで形成可能な金融商品の例:ユニークな指標に対する投資契約
- UMA Token
- クリアリングハウスの機能の自動化がUMAの機能の本質
- 総論
前提
本レポートではUMAの概要を取り扱います。
UMAは金融契約プラットフォームと説明されており、Ethereum上で稼働するDeFi(分散型金融)のプロジェクトの一つです。UMAの特徴は様々な金融商品を組成できるオープンソースのプロトコルです。
例えば、Apple株やS&P500に連動した値動きをする金融契約をトークン化、年末を期日にした金の先物など、あらゆる金融契約をスマートコントラクトで表現出来るとされています。
今回は、UMAの概要、仕組み、ガバナンストークン、ユースケースを網羅します。
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。