メディアによるトークン発行事例 Decryptの事例の解説および考察
2020年03月07日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 前提
- メディアDecryptトークンを発行によるユーザー体験の向上施策
- トークン発行プロバイダOSTについて
- 筆者考察、ポイントなどをブロックチェーン上でトークン化する必要性
- 総論
前提
本レポートでは、メディアがトークンを発行して、従来の広告モデルから脱却しようとする施策について解説および考察します。
2020年3月、ブロックチェーン・暗号通貨専門メディアのDecrypt( https://decrypt.co/ )は、トークンを発行して広告モデルの変革およびユーザーとのインタラクティブなコミュニケーションの促進を行うことを発表しました。
Decryptは2018年にスタートしたメディアで、ConsenSysによって資金提供されて運営されています。ConsenSys傘下でありながら、編集体制は独立しており、ブロックチェーンやWeb3.0を解説する業界では定評があるメディアです。
今回は同社の事例の解説をした上で、メディアによるトークン発行の是非を筆者の視点で検討します。
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。