Ethereum2.0のBeacon ChainとShard Chainの仕様を理解する

目次

  • 前提
  • Shardingの全体像を理解する
  • Beacon Chainの全体像を理解する
  • Committee
  • 総論

前提

本レポートではEthereum2.0で実装されるBeacon ChainとShardingの概観を行います。
Ethereum 2.0の基礎的解説は過去にこちらのレポートで行っています。
*レポート:Ethereum2.0 コンプリートガイド(2019年7月版) EthereumのPoSへの移行はどのように行われるか
https://hashhub-research.com/articles/2019-08-01-ethereum2-overview
Ethereum2.0の仕様は頻繁に変わっており、ここで説明する仕様も変更される可能性が高いため、細かい部分には言及せず、大きな変更が行われないであろう仕組みを解説しています。
Ethereum2.0の大きな特徴はProof of Stakeへの変更、空間を分割し並列処理を可能にするShardingの導入、乱数の発生や各空間の接続を担うBeacon Chainの創設です。開発には当初の予想よりも時間がかかっており、大幅に計画が遅延していますが、一時は懸念されたEthereumキラーも現時点では登場しておらず、スマートコントラクトプラットフォームの分野では未だにEthereum一強であることを認識させられます。
今後もCosmosやPolkadotの発展には注目すべきではありますが、Ethereumを代替するようなプラットフォーム誕生の兆しは現在では見られず、今年もEthereumは最も注目すべきプロジェクトの一つであると筆者は考えます。

このレポートはBasicプラン以上のご契約者様限定のレポートです。

Basicプランのユーザとして登録すると続きをお読みいただけます。