BTCレンディングをサポートするBlockFiのビジネスモデルと貸出ユーザーとしてのリスクを概観する

目次

  • BTCレンディングをサポートするBlockFiの特徴
  • 貸出ユーザー数は個人が多いが、資産は大口ユーザーメインか
  • 借入時の利息と借入資産の用途
  • 総論

BTCレンディングをサポートするBlockFiの特徴

本レポートではBTC, ETH, GUSD(Gemini Dollar)に対応するレンディングプラットフォーム「BlockFi」のビジネスモデルを外観した後に、利用者としてBlockFiを利用する場合のリスクをまとめます。
BlockFiを取り上げるのは、ここが「Bitcoinのレンディングが可能なサービスとして現状唯一の選択肢であり、Bitcoinをホールドすることに決めている投資家が、追加で利息を得るための魅力的な選択肢でありながら、カウンターパーティーリスクが非常に大きい」ためです。
Ethereum系のレンディングプラットフォームの概況については
*レポート:レンディングプラットフォームの概況ならびにNuoの現状と課題
https://hashhub-research.com/articles/2019-10-24-nuo-overview
をご覧ください。
BlockFiはConsenSys Ventures, Winklevoss Capital,リクルートなど複数の投資家から約84億円相当の資金を調達しているレンディングプラットフォームです。 提供しているサービスは、
  1. ユーザー(Lender)はBTC, ETH, GUSDを預け入れることで固定金利を得る
    (後述するようにBlockFiの一存で変化)
  2. ユーザー(Borrower)はBTC, ETH, LTCを担保として預け入れることで、担保資産の50%までのUSDを借り入れる
の2つです。
暗号資産の保管には米国の取引所Gemini(ジェミナイ、日本ではジェミニとも)を使用しています。Geminiはウィンクルボス兄弟によって運営される中堅の取引所で、ニューヨーク州金融サービス局の許可を受けた上で、Zcashを上場させたり、新たなカストディサービスをローンチしたりしている取引所です。

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