クロスチェーン流動性プロトコルのRen(Republic Protocol)の概要・仕組み・トークン設計など
2019年08月15日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 前提
- Ren Protocolが目指すもの、および出来るようになること
- ・分散型ダークプール
- ・クロスチェーン担保DeFi
- ・秘匿オーダーブックのDEX
- Ren Protocolの仕組み・RenVM
- RENトークンはどのように機能するか・設計
- ・手数料
- ・Bonds(ステーキング)
- Ren Protocolの稼働状況・分散型ダークプール取引所RenEXなど
- トークンセール・資金調達
- 総論
- 参照リンク
前提
本レポートではRen Protocol(旧称:Republic Protocol)について解説します。
Ren Protocolは、クロスチェーン流動性プロトコルを標榜し、異なるブロックチェーンのアセットの交換を行います。
現在、COSMOSやPolkadotといったインターオペラビリティの実現を目指すプロジェクトが注目されており、広義にはRen Protocolもインターオペラビリティ(異なるシステム間における相互運用性)の一つです。
Ren Protocolは、BitcoinやEthereumなど既存のブロックチェーン上のアセットを集権取引所を介さずトラストレス、且つ、秘匿性を持ったまま交換できることに焦点をあてたプロトコルです。
2017年に最初に発表された時点で、Republic Protocolという名称でしたが、その後、Renにリブランディングをしています。
今回のレポートでは、同プロジェクトの概要・仕組み・トークン設計などを網羅して全体を網羅します。
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。