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Brave Browserおよびbasic attention token(BAT)の概要・トークンモデル・評価

2019年05月09日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)

目次

  • 前提
  • Braveブラウザ概要、これまでのグロース
  • Brave Software社について
  • Brave Software社の資金調達、BATのトークンセール
  • BATのトークンモデル・リワードでもらえるBATの量の決定方法
  • BraveブラウザをBitcoin仕様にフォーク・オープンソースソフトウェアのコピーによる対防御制になりえる外部ネットワーク性
  • BATトークンの評価
  • 総論

前提

本レポートでは、Brave Browser(以下Brave)およびbasic attention token(以下BAT)の概要の解説、およびトークンモデル・評価を述べます。
Brave Browserは、広告が表示されないwebブラウザとして知られ、一般的なブラウザより快適なユーザー体験を提供、およびプライバシーを重視したブラウザを作ることを目的にしています。同ブラウザは全てオープンソースで、Brave Software社によって開発されています。ブロックチェーンプロジェクトにも、オープンソースのブラウザを開発するプロジェクトでも、非営利団体の形態を取る組織は多いですが、Brave Softwareに関しては株式会社の形態をとり、トークンセール以前から投資をうけており外部株主が存在します。
Braveは、デフォルトで広告をブロックし、その代わりに控えめな広告を挿入できます。広告を表示するかどうかはユーザーが決めることができ、表示した場合は、広告料の一部がユーザーに分配されます。また、ブラウザを介してインターネット体験を行うユーザーは、コンテンツパブリッシャーに対してマイクロペイメント、所謂投銭を行うことが出来ます。
これらの広告出稿、リワードの受け取り、投銭としてのマイクロペイメントには、以下BATという独自トークンが用いられます。
ブラウザは2015年に公開され、2017年にトークンのICOが行なわれました。その後、約2年間の開発期間を経て、ブラウザを見たユーザーがトークンを受け取れる機能が2019年4月に部分的に実装がされています。
本レポートでは、同プロジェクトのより詳しい概要、これまでの略歴、トークンモデルなどを解説します。
Brave公式サイト:https://brave.com/
basic attention token公式サイト:https://basicattentiontoken.org/
basic attention tokenホワイトペーパー:https://basicattentiontoken.org/BasicAttentionTokenWhitePaper-4.pdf
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