ブロックチェーンプロジェクトにおけるトークンアロケーション方式についての考察 オープンソースのブロックチェーンプロジェクトの資本政策の考え方

目次

  • 前提・トークンアロケーション方式について
  • トークンのアロケーションは、スタートアップ創業における資本政策のようなもの
  • Etheruemのトークンアロケーション方式
  • Etheruemのトークンアロケーション方式についての所感
  • Stellarのトークンアロケーション方式
  • Stellarのトークンアロケーション方式についての所感
  • COSMOSのトークンアロケーション方式
  • COSMOSのトークンアロケーション方式についての所感
  • 0xのトークンアロケーション方式
  • 0xのトークンアロケーション方式についての所感
  • 総論・トークンアロケーションを考えることが何故重要か

前提・トークンアロケーション方式について

本レポートでは、ブロックチェーンプロジェクトにおけるトークンのアロケーション(割当)方式について考察を深めます。
多くのブロックチェーンプロジェクトはトークンを発行したり、ICOを行ったりしています。そのICOの時点で、初期にどのような割合でトークンを分配するかは大きい問題です。 アロケーション方式とは、XX%をICOでパブリックに売り出し、コミュニティファンドにYY%を預託、ファウンダーチームがZZ%を報酬にもらうといった割り当てのことです。基本的に、優れたアロケーション方式は、適切なステークホルダーに適切な分だけのトークンが分配され、経済圏に特権階級ができず、かつ持続的にエコシステムが稼働することだと言えます。 
このトークンのアロケーションモデルには正解は恐らくありません。各ブロックチェーンプロジェクトの合意形成アルゴリズムによってもトークンアロケーションは変容する必要があるでしょうし、また、各プロジェクトの性質によっても異なるはずです。と考えれば、画一的な成功モデルといえるトークンのアロケーションモデルが存在しないことは自然です。 
しかし、成功モデルはなくとも、現在稼働しているブロックチェーンプロジェクトのアロケーション方式を広く俯瞰することで得られる示唆もあるはずであり、本レポートではそれを試みます。ICOやプライベートセールのファンドレイズ時に、各プロジェクトがどのようにトークンを分配して、どのような作用を及ぼしたかを考えていきます。

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