Chris Burniskeの暗号通貨バリュエーション手法「Cryptoasset Valuations」を経済用語の解説も合わせて出来るだけわかりやすく紹介します
2019年02月14日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- Chrisが初期に打ち出したビットコイン価値説明モデル
- ・TAM(Total Addressable Market)
- ・市場浸透率
- ・コイン残高
- ・velocity
- 暗号通貨評価の背景にある理論
- 新しいトークン評価モデル~帯域幅トークン・INETを評価してみる~
- A.INETのトークン流通量を算出する
- B.INETのエコノミー価値を算出する
- B-1.INETのGDP(PQ)を算出する
- B-2.INETのVelocity(V)を設定する
- B-3.INETのマネタリーベース(M:資産サイズ)を算出する
- C.適応曲線を設定する
- D.INETの1トークンあたりの価値を現在価値に割り引く
- 所感
暗号通貨の適切なバリュエーション(評価)方法を提案する有名な記事の1つとして、PlaceholderのパートナーであるChris Burniskeが2017年9月に発表した「Cryptoasset Valuations(https://medium.com/@cburniske/cryptoasset-valuations-ac83479ffca7)」があります。
発表から時間が経っており反論記事もいくつか出ていますが、暗号通貨評価の基礎となる考え方ですので、初見の方に向けて出来るだけわかりやすくご紹介できればと思います。
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。