新規XRP ETFが記録的好調:BTC・ETHファンドから10億ドル超流出の背景|XRP市場動向調査
2025年11月19日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 前提
- XRP ETFの戦略的意義
- BTC・ETHファンドからの資金流出の背景
- ETF市場の構造的変化
- 他のアルトコインETFとの比較と今後の展望
- 総括
前提
先日、米国で初のスポットXRP ETF(上場投資信託)となるCanary Capital社の「XRPC」ファンドが11月13日に上場し、初日から約5,800万ドルの出来高を記録したことが話題となりました。これは、2025年に新規設定されたETF全体(約900本以上)の中で最大の初日取引高となり、10月末にデビューしたBitwise社のSOL ETF(BSOL)の5,700万ドルを僅かに上回るものとされています。
出典:https://x.com/EricBalchunas/status/1989077502300680375
それに加えて同日、クリプト市場全体は不安定な動きを見せ、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の主要ETFから合計で約11億ドルもの資金が流出し、BTC価格は数か月ぶりに99,000ドルを割り込み、投資家心理の明暗が分かれる一日となりました。
そうしたことを踏まえて本レポートでは、新規XRP ETFの戦略的意義やBTC・ETHファンド資金流出の背景、そして暗号資産ETF市場の構造変化などについてピックアップしつつ、Solanaをはじめとする他のアルトコインETFとの比較や今後の展望にも触れていきたいと思います。
XRP ETFの戦略的意義
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。