search-icon
academy-icon

最近それなりに話題のNFTプロジェクトをおさえるためだけの記事_【10月前半】

2024年10月17日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)

目次

  • 1.最近のNFT市場の傾向をざっくり掴む
  • 2.みんなの検索履歴から流行りものNFTを捕まえる
  • 3.十月前半の国内NFT事例
タイトルの通り、最近それなりに話題のNFTプロジェクトをおさえるためだけの記事です。
CryptoSlam!を参考にしたNFT市場の取引傾向とCoingeckoの検索トレンドを参考に、それなりの話題性を持つNFTプロジェクトを探り、その簡易調査の結果をまとめます。
また、参考程度ですが該当期間中の国内NFT活用事例を末尾に列挙しております。ここ最近の国内ユースケースの動向を探る際にご活用ください。
今回の調査対象期間は10月前半(2024/10/01~10/15)です。

※各プロジェクトの深掘りは致しませんし、一部界隈で話題であってもあまりに前衛的でニッチなプロジェクトを理解する余力があるかはわかりませんので、それらをご紹介する機会はほぼないかと思われます。あくまで簡易調査である点、ご容赦願います。

1.最近のNFT市場の傾向をざっくり掴む

  • トレード量 
    • 10月初旬、Mythos ChainおよびMythos Polkadotのトレード量増。
  • トレード数 
    • 9月中旬あたりからArbitrumのトレード数増。10月以降も継続。 
      • Layer3 cubeの鋳造数増の影響
    • 10月初旬、Mythos ChainおよびMythos Polkadotのトレード数増加。
  • 過去14日間のトレード量はおよそ$202Mであり、Ethereum、Bitcoin、Solanaの順に取引量が多い
  • 過去14日間のトレード数はおよそ474万件、Arbitrum、Mythos Chain、Mythos Polkadotの順に多い
以下、取引量(上位2)及び取引数(上位2)の計3つのブロックチェーン上で過去7日間に活発に取引されているNFTを記録として残します。

1.1.Ethereum

出典:過去7日間、Salesランキング上位のEthereum NFT|CryptoSlam(2024/10/16付)
4位にランクするProject AEON(2.1項)、および6位にランクするSproto Gremlins(2.2項)は、それぞれの概要とトレンド背景について、2.1項および2.2項で詳しく解説いたします。

1.2.Bitcoin

出典:過去7日間、Salesランキング上位のBitcoin NFT|CryptoSlam(2024/10/16付)

1.3.Arbitrum

出典:過去7日間、Salesランキング上位のArbitrum NFT|CryptoSlam(2024/10/16付)
9月中旬以降の傾向と一致する形で、Layer3 CUBEの鋳造トランザクションの増加に伴い、Arbitrum上でのNFT取引(多くは鋳造Tx)が活発化している様子が見受けられます。

1.4.Mythos Chain

出典:過去7日間、Salesランキング上位のMythos Chain NFT|CryptoSlam(2024/10/16付)
出典:https://x.com/playmythical/status/1841904117695889487
Mythical GamesがリリースしているNFL(National Football League)公式ライセンスを持つNFL Rivalsと呼ばれる人気タイトルの影響でMythos Chain NFTの売り上げが増加。
同タイトルは7月にPolkadotエコシステム内のパラチェーンとして統合されており、その後に500万以上のウォレットがPolkadotエコシステムに移行。このパラチェーン活用の動きは、アドレス互換性のためにPolkadotのEVMモジュールを利用するだけでなく、開発者がWebAssemblyベースのSubstrateフレームワークと連携することを可能にし、エコシステムのための強固な基盤を構築することに貢献しています。
関連レポート:アプリ特化チェーン導入のポイントをCosmos, Polkadot, Avalancheで比較する 概要編
なお、この統合後、10月4日時点でactive playersが500万人を超え、App Storeのスポーツ部門で23位にランクインしたとMythical Gamesがツイートしています。
執筆現在のMythosは、Mythical Marketに加え、BlankosやDMarketをPolkadotに移行することで戦略的拡大を続けており、ゲームブロックチェーン分野における重要なプレーヤーとしての地位を確立しつつあります。

2.みんなの検索履歴から流行りものNFTを捕まえる

上の横棒グラフは縦軸にNFT銘柄名、横軸に検索トレンド『順位』と『ランクイン回数』を加味して評価したスコアを配置しています。スコアが高いほどに調査期間中の検索トレンド上位、かつ上位ランクイン回数が多い傾向になります。

このレポートは有料会員限定です。
HushHubリサーチの紹介 >
法人向けプラン >

※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。

レポートタグ: