1/1NFTの解体と再構築【後編】|再構築時の課題とソリューションの変遷

目次

  • 前提
  • 再構築時の課題とソリューションの変遷
  • 「思惑の異なる利害関係者間の合意形成の困難さ」を民主的に解消する
  • 総論

前提

1/1NFTをフラクショナルにする、つまりNFTを解体し、細分化するという事例は本レポート【前編】で示したように執筆時点でも様々なプロジェクトが実験的な試みを展開しています。初期の事例には単一の1/1NFTを細分化する事例が散見されましたが、その後単一ではなくコレクションとして束ねたNFT群を細分化するもの、謂わばキュレートされたNFTインデックスのような金融商品として取り扱う事例も増えてきています。
このようなキュレーション機能を付与することによって、NFTはキャピタルゲインを狙うデジタル資産であるだけでなく、運用することでインカムゲインを期待できるデジタル資産として取り扱えるようになってきています。
このような運用上の選択肢の発生はみんなで管理保有しながら共有する財としてNFTsを扱う場合、多様な思惑をもつ1/1NFTの部分所有者たちの意志がちぐはぐに働くことで、一度細分化された1/1NFTの再構築時に摩擦が生じ、如何に1/1NFTに戻すか、如何にみんなの合意を得て行動を選択し、実行するかという新たな課題を浮き彫りにしました。
本レポート【前編】で触れたように今回の【後編】では以下2つの懸念に対するソリューションを概説していきます。
  1. 1/1NFTを100分割したのちに、そのうち1/100NFTが何かの弾みで紛失(バーンや該当アドレスの秘密鍵の紛失)してしまった場合、ピースがかけて再構築できなくなるのではないか
  2. 正当な所有者が誰であるかがわからないため、誰の許可を得て対象の1/1NFTの制御(売買など)をすれば良いのか

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