サプライサイドによるレイヤー2エコシステムへの影響についての考察

前提

DeFiやNFTの盛り上がりによりイーサリアムネットワークの混雑に起因するトランザクション手数料の高騰や、DeFiなどのエコシステムがサイドチェーン(以下、便宜的にレイヤー2とします)上に構築されつつあることを要因として、Polygonなどのレイヤー2の普及は段階的に進んでいるように見受けられます。
これらの普及はレイヤー2のユースケースが作られて進められており、どちらかというとデマンドプル型による市場への受け入れの方が多いのではないかと考えられます。
マイナーの観点にはなりますが、メインネットからレイヤー2へのアセットの移動はユーザーが行うのはUXとしては難点であり、サプライサイド、つまりマイニングを行うマイナーがマイニングしたネイティブトークンをレイヤー2へ移転させることで普及は進むのではないかと過去には予測していました。
しかしながら、その予測に反して、現状ではデマンドサイドからのニーズによりレイヤー2が使われつつあります。これは取引所やDeFiなどがクロスチェーンでのスワップを容易にしたことで、UXが格段に向上したことも一つの要因かと考えられます。
そのような流れの中で、ついに大手マイニングプールのethermine.orgがマイニングしたイーサリアムをPolygonでペイアウトを可能とするオプション機能をリリースしました。
このようなマイニングプールがレイヤー2でのペイアウトをする意図やどのような影響がレイヤー2のエコシステムにあるかなどを本レポートでは考察していきます。

このレポートはBasicプラン、法人アカウント限定のレポートです。

Basicプランのユーザー、もしくは法人アカウントのユーザーがレポートの続きをお読みいただけます。