エルサルバドルでBitcoinが法定通貨に|新興国で暗号資産が法定通貨化される動きについての影響の考察

目次

  • 前提
  • エルサルバドルでBitcoinが法定通貨に
  • 社会への影響の考察
  • 総論

前提

本レポートではBitcoinがエルサルバドルで法定通貨化される動きの影響を考察します。
2021年6月9日にエルサルバドルではBitcoinが法定通貨になったことが可決されました。前週にNayib Bukele大統領がアメリカ、マイアミで開催されたカンファレンスBitcoin2021で法案を議会に提出することを発表をしていましたが、早くも翌週に可決された形になります。
これによってエルサルバドルは世界で初めてBitcoinを法定通貨として認める国となります。今回は本件について執筆時点で明らかになっている現状解説、および社会への影響について考察します。

エルサルバドルでBitcoinが法定通貨に

まず、エルサルバドルとはどういった国なのか簡単に要点を取り上げます。
エルサルバドルは、中央アメリカにあるラテン系の小国です。まず人口はおよそ664万人、これは東京都民の半数くらいです。公用語はスペイン語です。国民の平均年収は4,000ドル(レポート執筆時点で約443,600円)程度とされています。アメリカに出稼ぎに行き生計を立てるような世帯も多く、不法移民が問題指摘される国でもあります。GDPの20%以上がインバウンドの海外送金から成り立っています。治安は様々なデータからも世界1位2位を争う悪さで、殺人発生率は10万人に対して約100人となっています。主な産業はコーヒーと綿花の輸出です。これらを勘案すると同国はかなり経済的に困窮している小国であると認識して間違いないでしょう。

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