Fantomの概要 Ethereum互換性を持ちDeFi(分散型金融)に注力しているスマートコントラクトプラットフォーム
2021年04月07日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 前提
- Fantomの基本概要
- DAGベースのスマートコントラクトプラットフォーム
- Ethereum互換
- プロジェクト略歴やチーム
- DeFi特有の機能
- コンセンサスメカニズム Lachesis Consensus
- ネイティブトークンFTMの概要
- ユースケース
- トークンディストリビューション
- DeFi(分散型金融)に最適化されたレイヤー1特有の機能
- Liquid staking
- fMint
- fLend
- fTrade
- 総論
前提
本レポートでは、Fantomの概要について解説します。
FantomはDAGベースのスマートコントラクトプラットフォームです。分散性・スピード・セキュリティを満たしながら、Ethereumのスマートコントラクト開発ができるEVM互換性も備えています。またレイヤー1でありながら、アプリケーションレイヤー、特にDeFi(分散型金融)のサービスを補助するような様々な設計がされていることも特徴です。
Fantom自体は2018年にICOが行われ、決して新しいプロジェクトではないですが、2021年頃からいくつかのプロダクトや著名開発者がFantom上で開発をはじめ、存在感を高めつつあります。
今回のレポートでは、Fantomの基本概要、コンセンサスメカニズムLachesis Consensusの基礎的な解説、DeFi(分散型金融)に最適化されたレイヤー1スマートコントラクトプラットフォーム特有の機能などを紹介します。また、ネイティブトークンFTMについても取り上げます。
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。