NFT取引所の近況とNFTを絡めた事業の注意点

目次

  • 前提
  • 法定通貨とNFTを繋げるNifty Gateway
  • サードパーティーのセカンダリーでありながら本家を超えるTokenTrove
  • 総論

前提

本レポートではNFT取引所の現況を概観します。
NFTの利用は現在もゲームアイテムの表現以外では目立った活用がなく、大きな注目は集めてはいませんが、潜在的に資産性を有するモノや権利の換金やセカンダリーマーケットの創出、会員権の表現など様々な領域での応用が期待できる分野です。
以下のNFTレポートでも記載したように、BinanceやGeminiのような大手取引所もNFT領域に進出してきており、徐々にNFTに注目が集まり始めていることは明らかです。また、0xを使って構築されたTokenTroveは主にGodsUnchainedのアイテムをサポートしていますが、既にGods Unchained本体に付随しているマーケットプレイス以上の流動性を獲得しており、0x系のリレイヤーの中でもトップの取引数を有しています。
*レポート:NFTは3年後にどのように使われているか
https://hashhub-research.com/articles/2020-01-28-future-nft-usecase
本レポートでは、OpenSeaや米取引所Geminiが買収したNifty Gateway、0x Protocolを利用して作られ直近で最大の取引数を持つTokenTroveなどの代表的なNFT取引所を概観します。NFT自体の歴史が浅いものの、OpenSeaはNFT取引所の老舗で、Nifty Gatewayはクレジットカードを使ったNFTの購入をサポートしており、TokenTroveは後発ながらGods Unchainedというゲームのセカンダリーマーケットとして急成長しているという性質を持っています。
以下ではNifty GatewayとTokenTroveの2つを取り上げます。筆者は、Nifty Gatewayは法定通貨をサポートするGemini傘下のゲートウェイとして、TokenTroveは本家のマーケットプレイス以上に成長した0x利用のセカンダリーマーケットとして、それぞれ注目しています。

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