TerraでNFTを発行してみよう
2022年01月08日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 必要なツール
- コントラクトを用意する
- コントラクトのアップロード
- コントラクトの初期化
- ローカル環境のコントラクトを実行
- メインネットにデプロイしてみよう
- おわりに
はじめに
本レポートではCosmosのステーブルコインプロジェクトTerraを使って、NFTを発行する方法を紹介します。
一昨年の2020年10月にも、Terra上にスマートコントラクトをデプロイする方法をレポートでまとめましました。しかしブロックチェーン自体やスマートコントラクトのバージョンが更新されており、過去のレポート通りではうまく実行できない部分も出てきているため、その更新版として改めて基本的な開発環境の解説からおこなっていきます。
今回はNFTの発行を主軸と置いているので、コードはCW721の規格に沿ったものをそのまま用いますが、コントラクトの書き方自体について詳しく学びたい方は前回のレポートを参照していただければと思います。
*レポート:Cosmos SDK上でDappsを作成しよう ~Terraで深めるCosmWasmへの理解~
2022年1月現在、Terra($LUNA)は時価総額ランキング9位となっています。また、Terra上で発行されるステーブルコインUSTの時価総額は100億ドルを超え、DAIを抜き時価総額最大の分散型ステーブルコインになるなど、多くの注目を集めています。
また、Terraで採用しているCosmWasmというスマートコントラクトは、SecretNetworkなどの他のCosmos SDKチェーンでも採用されています。本レポートでCosmWasmの基本を学ぶことで、(細かい仕様の違いはありますが)他のCosmosチェーンにおけるスマコン開発の手助けにもなるはずです。ここからCosmosでスマコン開発を始めるきっかけにしていただければ幸いです。
また、Terraで採用しているCosmWasmというスマートコントラクトは、SecretNetworkなどの他のCosmos SDKチェーンでも採用されています。本レポートでCosmWasmの基本を学ぶことで、(細かい仕様の違いはありますが)他のCosmosチェーンにおけるスマコン開発の手助けにもなるはずです。ここからCosmosでスマコン開発を始めるきっかけにしていただければ幸いです。
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※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。