Solana概要・仕組み。秒間5万トランザクションの高性能ハイスループットブロックチェーンの全体像
2019年09月26日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 前提
- Solanaの概要
- 高いトランザクション性能を実現するProof of History
- バーチャルマシン・PipelineVM、LibraのMoveも使用できる開発環境
- BitcoinやEthereumなどに対するインターオペラビリティ
- 資金調達・トークンディストリビューション
- 総論
前提
本レポートではSolanaの概要・仕組みを解説します。Solanaは、秒間5万のトランザクションスピードを実現する新しいパブリックブロックチェーンです。
これはトランザクション性能が高いとされるEOSやTRONのさらに数十倍のトランザクション性能であり、従来のブロックチェーンと異なるアプローチでトランザクション性能の高さを実現しています。
新興のスマートコントラクトプラットフォームとして開発されており、2019年Q4にローンチが予定されています。
また、新しくローンチするブロックチェーンの全ては、後発としてどのように開発者をエコシステムに取り組むかを工夫しなければ存在感を得られませんが、Libraの開発言語に対応したり、Ethereumとインターオペラビリティが出来るようにしたりと、Solanaもユニークなアプローチを多く計画しています。
今回のレポートでは、同ブロックチェーンの全体像を理解することを目指します。
Solanaサイト:https://solana.com/
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。