Digix:ゴールドをトークン化し分散的なガバナンスを目指すプロジェクトの概要

目次

  • 前提
  • ゴールドの保管方法、どのように検証性を高めるか
  • 前提背景 ゴールドなどのコモディティがトークン化するメリット
  • DIgixが開発するProof of Assetの仕組み。
  • Proof of Provenance(来歴の証明)
  • DGDトークンの設計とDGXトークンとの関係
  • トークンのディストリビューション・ICOの売出しと過去の資金調達について
  • Digix DAOの状況について
  • 創業者・チーム
  • プロジェクトの評価、およびトークン価値の評価・投資判断
  • 総論

前提

Digixは現実世界のアセットである金ブロックチェーン上でトークン化し、検証性を高めることを目指しています。さらに一連のシステムはDAO(分散型自立組織)を目指すというものです。Digixは、ゴールドのトークン化に取り組んでいます。 
このようなコモディティのトークン化をするプロジェクトは数多く存在し、例えばステーブルコインでお馴染みのPaxosもゴールドのトークン化を試みている他(参照:https://www.theblockcrypto.com/…/paxos-plans-to-put-precio…/ )、Diamond Standardという企業はダイヤモンドのトークン化に取り組んでいます。こういった事例は数多くありつつも、Digixの特殊な点は、これを分散的なガバナンスで実行しようとしている点です。 
本レポートではこれを解説しますが、同プロジェクトに関わる単語が若干ややこしいため先に整理します。Digixにおいて登場する各単語は以下のように扱われます。
Digix-Digixという名称はプロジェクト全体を総称する。
DigixGlobal-Digixのプロジェクトを主導する法的な会社組織
DigixDAO-DIgix DAOは、Digixの分散的なガバナンスシステムを指す。
DGD-DGDは、DIgix DAOのガバナンスシステムに投票をできるガバナンストークンです。ERC20トークンです。
DGX-DGXはゴールドに紐づくトークンです。1DGX=1gのゴールドが裏付けられています。ゴールドはシンガポールの金庫に保管されています。ERC20トークンです。

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