Moshicam|なぜユーザーはそのNFTをミントするのか?について再考
2024年09月07日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 前提
- Moshicamの概要
- Moshicam誕生の背景
- 成功要因は既存コミュニティの活用
- 総括
前提
2021年頃のPFP NFT全盛期には、NFTや手数料の単価が非常に高く、それに対して業界外の人々から「右クリックで保存できるものに、なぜ大金を払ってまで購入するのか理解できない」といった指摘が相次いでいましたが、そうした声も今では懐かしい思い出となりました。
そこから時が流れ2024年の中旬を迎える今、当時のように高価なNFTを10,000個近く発行・販売して成功する事例は、ほとんど見られなくなったと言っても過言ではありません。それどころか、むしろ単価や手数料の安いNFTが主流となりつつある状況です。例えば、FarcasterやBase、Zoraといったプラットフォームでは、そのような潮流が顕著に見られます。しかし、単価や手数料が低く抑えられているにもかかわらず、2021年のように人々が熱狂的にNFTをミントしようとしている様子は、あまり感じられないと筆者は考えています。
このような状況を踏まえると、現在NFTに求められている問いは、「なぜそのNFTをミントするのか?」という点に集約されるでしょう。短期的な値上がりを期待しているわけではない中で、なぜ人々はNFTをミントしたいと思うのか。その理由はいくつか考えられますが、筆者はその一つに「楽しいから」という根源的な欲求があると見ています。
ということで、前置きが少々長くなりましたが、今回は「楽しい」という感覚を提供する新興ソーシャルアプリの一つ「Moshicam」を取り上げ、単価や手数料が安いNFTを人々がなぜミントしたくなるのか、その背景にある魅力に焦点を当てていきながら、その仕掛けを探っていきたいと思います。
[関連資料]
公式ウェブサイト:https://moshi.cam/
公式Twitter:https://x.com/moshicamera
公式Warpcast:https://warpcast.com/~/channel/moshicam
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