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Poked Bots概要 Dfinityのデザインを手掛けた企業によるNFT

2021年11月23日

目次

  • 前提
  • Poked Bots
  • 総論

前提

本レポートではDfinityのロゴデザインも手掛けたデザインスタジオPokedstudioが発行したNFT「Poked Bots」の概観を行います。Poked Botsは11月10日に一般セールが行われ、1 bot = 4ICP(約2万円)で販売されました。発行するまではどのbotが手に入るかは分からない方式で、約2億円を売り上げています。デザインのクオリティの高さとDfinityチームとの関係の深さから期待は大きいですが、一方で元がデザインスタジオということもあり活発なNFTコミュニティで見られるような持続可能で経済的リターンが高まるようなDAO的な動きは期待できないというのが筆者の意見です。
次節以降ではPoked Botsの特にデザインやレア度の側面の焦点を当て、Poked Botsの世界観を概観し、その上でNFT全般に適応できるレア度計測の課題に触れます。

Poked Bots

ウェブサイト:https://pokedstudio.com/
Twitter:https://twitter.com/pokedstudiouk
マーケットプレイス:https://entrepot.app/marketplace/poked
Behance(作品集):https://www.behance.net/pokedstudio

Pokedstudio

Poked Botsは英国を拠点に活動するデザインスタジオPokedstudioによって作成されたシリーズ、あるいはそれらをIC(Internet Computer = Dfinity)上でNFT化したものです。PokedstudioはPlaystationやMicrosoft、Disneyとも仕事をした実績があると紹介されており、NFT発行のために設立されたわけではなく、デザイン会社がNFTを発行した形です。Behanceにて過去の作品を閲覧できます。
Internet Computerの創設者Dominic Williams氏のブログ記事によれば、彼は2010年頃からPokedstudioと仕事をしており、「Fight My Monster」というゲームの開発を行っています。DfinityのロゴやICの初期コミュニティメンバーに配布されたDfinity TシャツもPokedstudioがデザインを手掛けています。
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※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。