DeFiマーケットレポート【21年6月版】

目次

  • 前提
  • 5月のDeFiマーケット概観
  • 各プロダクトの近況
  • 総論

前提

https://defipulse.com/
6月版のDeFiマーケットレポートを公開します。6月はETHやBTCの価格が大きく下落したこともあり、DeFiにロックされている資産総額もそれに連動する形で減少しています。ただし、上のグラフからも分かる通り現在は持ち直しており、DeFiからの資金流出が始まったとまでは言えない状態です。一方でEthereum上のガス代は10Gwei台まで下がっており、Flashbot利用の本格化が進んでいることを勘案しても、1日あたりのトランザクション総数はピーク時の170万台から120万台まで減少していることから、活動が鈍化傾向にあることが分かります。
TVL(Total Value Locked、プラットフォームにロックされているアセットの時価総額、以下「TVL」と称する)ランキングではAlpha Homoraが10位に浮上しており、資金流出の過去があることが即座にユーザーの離脱に繋がらないことを示しています。1位にはAaveが来ており、AAVEトークンでのインセンティブ付与やAMM(Automated Market Maker)マーケットの急成長がTVL増加に繋がっていると考えられます。新規プロダクトとしてはETH担保にLUSDというステーブルコインを発行できるLiquityが以前から10位以内のポジションを維持しており、急落時にもドルペッグを守ったことでより強い存在感を示してきています。ただし、LUSDの売買は今のところCurveがメインであり、発行数が少ないことからCurve内のLUSDプール構成比が崩れており、LUSDに若干のプレミアムがついています。

5月のDeFiマーケット概観

先月からSerumとRaydiumの取引高の記録を開始しています(いずれもその他のデータと同じくCoinGeckoをソースとしています)。Binance Smart Chain上で強い存在感を放っているPancakeの成長が鈍化し、Uniswapはv3のローンチもあり更に成長したことでUniswapが再びDEX界トップの出来高を記録しています。

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