Kadenaの概要 ブリックとコンソーシアムのいずれも提供するハイブリッドブロックチェーン
2019年11月28日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 前提
- Kadenaパブリックブロックチェーン
- Kadena Kuro(エンタープライズブロックチェーンフレームワーク)
- Pact(スマートコントラクト言語)
- Kadenamint(COSMOS向けモジュール)
- KDAトークン、トークンディストリビューション
- ハイブリッドブロックチェーン、トークントランスファー
- 総論
前提
本レポートでは、Kadenaの概要を解説します。
Kadenaはパブリックブロックチェーンとコンソーシアムブロックチェーン(またはプライベートブロックチェーン)のいずれも提供するスマートコントラクトプラットフォームです。
KadenaのパブリックブロックチェーンはPoWで稼働しますが、それらはコンソーシアムブロックチェーンや様々なブロックチェーンとインターオペラビリティを実現します。
特に企業向けの利用を想定しており、形式検証が可能なスマートコントラクト言語を持ち合わせていることなどが特徴となります。
JPMorganでブロックチェーン関連のR&Dを担当していたメンバーが2016年に創業をしました。
Kadenaというプロジェクトはパブリック、コンソーシアムのいずれも提供することは既に述べましたが、Kadenaを構成する要素はおおよそ以下のようになります。
- Kadena(パブリックブロックチェーン)
- Kadena Kuro(エンタープライズブロックチェーンフレームワーク)
- Pact(スマートコントラクト言語)
- Kadenamint(COSMOS SDK向けのVMモジュール)
本レポートでは同プロジェクトの全体理解を目的としています。
ホワイトペーパー:https://www.kadena.io/whitepapers
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。