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Binanceがハッキングをされて7000BTC流出。中央集権取引所の利用のリスク認識の再確認とロールバック検討の発言から得られる示唆について

2019年05月09日

目次

  • 前提・Binanceがハッキングをされて7000BTC流出
  • 今回のハッカーの攻撃手法について
  • 中央集権取引所が100%安全に運営することは出来ない
  • Bitcoinのブロックチェーンのロールバック検討の発言から得られる示唆について
  • 総論

前提・Binanceがハッキングをされて7000BTC流出

2019年5月8日、取引高ベースで世界トップの取引所であるBinanceが、ハッキング被害を受けたことの報道がされました。
被害額は、7000BTCで総額$42M以上(約45億円)ほどになります。
取引所のハッキングとして比較的規模が大きい部類に入るものの、利益体質の同社にとっては、補填するにしても致命的な金額ではないでしょう。
被害の規模は、Binanceの持つユーザー預託資産を含むBitcoinの2%であったと公表されています。
本レポートでは、本件の攻撃手法などを整理するとともに、今回の事後対応として、Bitcoinのネットワークのロールバックも打診をするという発言が出ており(事後に撤回)、それらは考察に値する内容ですので、解説をします。
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※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。